長久手市のリニモテラスで開催された、「音読・朗読コミュニティ かなりあ」さん主催の朗読会に参加してきました

今回は、長久手市近郊で音読や朗読の会を開いている「音読・朗読コミュニティ かなりあ」さんについてご紹介します。

この記事の後半では、実際に朗読会に参加した模様についても書いてますので、ぜひ最後までご覧くださいね。

「音読・朗読コミュニティ かなりあ」とは

ここ数年のマスク生活で人と話したり、声を出す機会も減っている中、詩や絵本、文学作品などを声に出して読み、日本語の美しさを味わったり、表現することを楽しんだり、参加している人同士のコミュニケーションを図れる場として、今年(2022年)新しく作られたコミュニティです。

イオン長久手隣接のリニモテラスや長久手市文化の家をはじめ、長久手近郊で開催しています。初心者大歓迎の音読・朗読コミュニティなので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

講師について

音読・朗読の講師は、かなりあ主宰で日本音読指導者協会音読指導士®︎の若尾さんです。

若尾さんにインタビューさせていただきましたので、その内容をご紹介しますね。

なぜ音読・朗読コミュニティをはじめようと思ったんですか?

数年前、人前でスピーチをする機会があり、その時に子供の頃に学校で朗読をして先生や友達のお母さんに褒められたことを思い出し、何かを表現する楽しさを思い出しました。ちょうどその頃に朗読教室を舞台にした、竹野内豊さん主演のNHKドラマがあり、素敵なドラマだなと思うと同時に、モデルとなった教室があることが分かりました。

そうなんです。斉藤先生の「ソフィアの森」という朗読教室に通う中で朗読の楽しさ、奥深さを知ることができました。そして人見知りだった私が、人前で話をしたり表現することが出来るようになるという大きな変化がありました。

なるほど。若尾さんが生徒さんに教えている姿を見て、堂々と落ち着いているように見えたので、とても人見知りだったとは思えなかったんですが、それも朗読の力だったんですね。

はい、朗読を学んで感じたことは、作品を声に出して読んでいくうちに、いつの間にか自己肯定感がアップするということです。そんなこともあって、今度は自分も朗読の楽しさ・魅力を色々な人に伝えたい、鳥たちが羽を休めに来るようなホッとする、温かいコミュニティを作りたいと思い、「音読・朗読コミュニティ かなりあ」を立ち上げることにしました。

若尾さんはどんな作家が好きなんですか?

若い頃はサガンやヘッセなどが好きでしたが、最近は小川未明さんや東直子さんなどが好きです。渡辺淳一さんや瀬戸内寂聴さんもよく読みますよ。
朗読で好きなのは、ホロッと笑えてホロッと泣けるような作品ですね。

若尾さんの朗読会はどんな方におすすめしたいですか?

はい、こんな方にはぜひご参加いただきたいと思います。
・朗読に興味はあるけど、一度も朗読会に参加したことがない方
・コロナ禍で人と話す機会も減り、コミュニケーションを求めている方
・子どもの読み聞かせや朗読の宿題で悩んでいる方
・人前で話すのが苦手な方
・プレゼンやスピーチなどの話し方を学びたい方
・もちろん以前参加したことがある方も大歓迎です

なるほど。初心者から経験者までいろんな方が当てはまりそうですね。ご興味のある方は、ぜひ「かなりあ」さんの公式サイトをご覧くださいね。
音読・朗読コミュニティ「かなりあ」公式サイト

朗読会参加体験記

ここからは、11/13(日)に実際に朗読会に参加したときのことについてご紹介しますね。

私が取材を兼ねて参加したのは、11/13(日)にリニモテラスで行われた朗読会です。今回の参加者は皆さん何度か参加したことがあるとのことでした。

当日の流れですが、私が入ったこともあり、最初に簡単な自己紹介をしました。豊田から来ている人や名古屋から来ている人、主婦や独身の方、年齢もまちまちでしたが、皆さん楽しそうにされてましたよ。

いよいよ朗読会がスタートしますが、まずは発声練習から。

「ソフィアの森」斉藤先生が考案した発声練習用のシートを使って声を出していきます。その後、早口言葉や「五十音の歌」(あめんぼ赤いなアイウエオというやつです)と続いていきました。

最初に若尾さんがお手本として読み上げてくれます。

その後、生徒さんが順番に発声していきます。生徒さんの許可をいただいて写真も撮らせていただきました。

その後は、鼻濁音についての練習です。個人的にはこれが一番難しかったです。鼻濁音というのは、基本的に「がぎぐげご」を鼻にかかった柔らかい発音をするものですが、同じ「が」でも鼻濁音になるときと普通の濁音になるときがあるそうで、その使い分けが特に難しく感じました。

うまくいかないときも先生が個別に教えてくれるので安心ですよ。

教室や講習会で先生の指導の仕方も色々とあると思いますが、若尾さんの場合は、とても優しく一人一人のいいところを褒めてくれながら、「ここはこうするといいよ」ということを的確に教えてくれるので、初心者の方でも安心して参加できると思いました。

発声練習の後は、実際に「外郎売」や有島武郎の「一房の葡萄」など有名作品の一部を朗読していきました。私自身はまったく初めての経験でしたが、若尾さんはもちろん、経験者の皆さんも温かく見守ってくれて、思ったほど緊張せずにできましたよ。

そして、12/4(日)に今日のメンバーで発表会を行うそうです。そこに向けてのアドバイスや当日使用する簡単な台本の作り方なども教えていただきました。当日の発表順はじゃんけんで決めてました。そんなところも和気あいあいとして、見ている方も楽しかったです。

最後は皆さんで記念撮影にもご協力いただきました。

ということで、盛りだくさんの1時間でした。

今回は、何度か参加されている方たちばかりの回でしたが、ほとんどが初心者ばかりの回もあったり、その人の進み具合もみながらカリキュラムも組んでくれるようです。

こちらの講習会の受講料ですが、1回あたり税込1000円です。楽しく色々と教えてもらえて、1000円はすごく安いなと思いました。更に、初めての方は初回特別価格500円です!ワンコインで受講できるので、興味のある方は、ぜひ公式サイトからお問い合わせくださいね。

音読・朗読コミュニティ「かなりあ」公式サイト

生徒さんの声

せっかくなので、生徒さんにもインタビューしてきました。新しい習い事をしたいなと思ってる方や教室選びに悩んでいる方の参考にしていただければと思います。

朗読に興味を持ったきっかけは何ですか?

4人の生徒さんから聞いたのですが、複数の理由がある方もいたので、順不同で箇条書きにまとめてみました。

・竹野内豊さんのドラマを見て興味を持ったから

・最近、仕事場と家の往復だけで、一人暮らしということもあり、あまり人と会話してないなと思った

・間もなく定年を迎えるので、その前に何か始めたいなと思った

・仕事も主婦業もやり尽くし、何か新しいことを始めたいと思った

・自分の声や発声の仕方があまり好きでなく、きちんとした話し方を覚えたいと思った

・しゃべるのが好きだから

・今までは人の話を聞くばかりだったが、本音は自分がしゃべりたい、表現したいんだと気づいたから

この教室に通おうと思った決め手はなんですか?

この教室を知ったのは、一人の方がフリーペーパーのポトスで、残り3人の方はネットでということでした。その後、この教室に決めたのは大体皆さん共通していて、問い合わせからメール等でのやり取りを通して、先生がとても丁寧に優しく対応してくれたことが決め手になったという方が多かったです。

最後に(若尾さんより)

おかげさまで、現在12月までの講座はすべて埋まってしまってますが、リクエストをいただければ日程の追加も考えています。

ご興味のある方は、ぜひ公式サイトからお問い合わせください。

音読・朗読コミュニティ「かなりあ」公式サイト

リニモテラスの場所はこちら

長久手市文化の家でも開催されてますよ。

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