リニモは、長久手市唯一の鉄道で、愛知高速交通東部丘陵線の愛称です。
日本初（常設実用路線では）のリニアモーターカーで、2005年の愛知万博（愛・地球博）に合わせて作られました。
地下鉄東山線と連絡している藤が丘駅と愛知環状鉄道と連絡している八草駅を結ぶ路線です。
浮上して走行するため、騒音や振動が小さく乗り心地が良かったり、モジュールがレールを抱え込む構造になっているため脱線や転覆のなどの事故が起こる心配がないようです。
リニモの駅についてご紹介していきます。
まずは、藤が丘駅から
藤が丘駅は、名古屋市地下鉄東山線の終着駅でもあります。地下鉄の藤が丘駅で降りたら、外に出てすぐに地下に降りる階段があるので、そこを降りていくとリニモの藤が丘駅になります。藤が丘駅の周りにロータリー的な道路が走っているんですが、ロータリーの内側にはeffe（エフ）というビルがあり、成城石井やスターバックス、サイゼリヤなどが入っています。道路の東側にも店舗が並んでいて、ミスドやマック、ドトール、サーティーワンなどの店やマックスバリュがあります。
藤が丘駅からリニモで長久手に向かうと、最初の駅がはなみずき通駅です。起点の藤が丘駅では、地下から始まるリニモですが、はなみずき通駅に向かう途中で地上に出て、そこから高架鉄道として町の風景に馴染んでいきます。
はなみずき通駅の次は杁ヶ池公園駅です。
杁ヶ池公園駅は、アピタ長久手店と直結しています。直結といっても道路をはさんだ向かい側になるので、２階の連絡通路で繋がっています。
杁ヶ池公園駅の次は長久手古戦場駅です。
長久手古戦場駅は、イオンモール長久手と連絡通路で繋がっています。長久手市では、長久手古戦場駅とイオンモール長久手をつなぐ場所にある広場にリニモテラスという公益施設を建設する予定で、どういう施設にしたらいいか市民も参加して議論しながら構想を練っているところです。
長久手古戦場駅の次は、芸大通駅です。
トヨタ博物館に行くときは、芸大通駅の1番出口から徒歩5分程で着けます。愛知県立芸術大学（2番出口から約10分）へもここが最寄駅になります。
芸大通駅の次は公園西駅です。
公園西駅は、広大な面積を誇る愛・地球博記念公園（モリコロパーク。2022年にはジブリパークとしてもオープン予定）につながる二つの駅のうちの一つで、大観覧車のある芝生広場にはここからの方が近いです。また、IKEA長久手店とデッキで繋がっています。
公園西駅の次は、愛・地球博記念公園駅です。
愛・地球博記念公園駅は、愛・地球博記念公園（モリコロパーク。2022年にはジブリパークとしてもオープン予定）のメインゲートに繋がっています。また、愛知県立大学（3番出口から徒歩約3分）への最寄駅になっています。
愛・地球博記念公園駅の次は、陶磁資料館南駅です。
この辺りが、長久手・豊田・瀬戸の境目となっていて、駅の住所でいうと豊田市になります。
陶磁資料館南駅は、愛知県陶磁美術館の最寄り駅で、1番出口から徒歩10分ほどで着くことができます。また、1番出口から徒歩約1分のところに「知の拠点 あいち」があります。
陶磁資料館南駅の次が八草駅で、リニモの終点になります。
リニモとしては終点ですが、愛知環状鉄道八草駅と駅舎が繋がっていて、ここから春日井・瀬戸・豊田・岡崎方面へと行くことができます。
