ジブリパークのジブリの大倉庫エリアに行ってきました(2回目)。時間がなくて前回回れなかった「ジブリのなりきり名場面展」を中心にご紹介していきますので、最後までご覧くださいね。
ジブリのなりきり名場面展
中の紹介をする前に、待ち時間についてお伝えしますね。曜日によって、また時間帯によっても変わるかと思いますが、ご参考になればと思います。(ちなみに私が行ったのは、平日の13時少し前でした)
この時間帯で、なりきり名場面展の列に並んでから中に入るまでの時間が約30分でした。列は、なりきり名場面展の入り口から壁沿いにずっと並び、隣にある大倉庫見学路入り口までぎっしり並んだ最後尾という感じです。ちなみに、混雑しているときだとレストラン寄りの壁際にももう一列作って並ぶときがありますので、その場合はもっとかかると思います。
中に入ってからは、どれだけ滞在するか(写真を撮るか)にもよりますが、大体30分くらいかなと思います。なりきり名場面展に入ってからは、順番に回らなくても自分が写真を撮りたいスポットだけ回ったり、空いているところから順番に回ったりということができますよ。
大倉庫そのものの入場時間や青春の丘も含めたおすすめ時間については、後半に書かせていただきますね。
30分くらい並びましたが、まっくろくろすけを見つけたり、消火栓が結構格好良かったりしたので、写真を撮りつつ待ちました。
千と千尋の神隠し
入り口入ってすぐの展示は「千と千尋の神隠し」です。千(千尋)がハクを救おうと銭婆に会いに行くため、海の中を走る列車に乗るシーンで登場しますね。
このシーン、とても印象的ですよね?この電車はどこに向かっているのか?乗客はなぜ半透明に見えるのか?釜爺が千に「昔は戻りの電車があったが、今は行きっぱなしだ」と言ったのはどういう意味か?など色々と考えさせられます。
そんな印象的なシーンの一部になれるのがうれしいスポットです。
この写真だと空は青いですが、夕方のように赤っぽい空にも変化していきますよ。
紅の豚
続いては「紅の豚」です。主人公のポルコがカーティスと殴り合うシーンが再現できます。ポルコと拳を合わせたり、頬にパンチを食らったり、殴られてのけぞったりと工夫しながら撮影してみてくださいね。
コクリコ坂から
続いてご紹介するのは「コクリコ坂から」です。実は、この作品はまだ観たことがないんですが、週刊カルチェラタン編集部で、中にいるのは部長の風間俊だそうです。
平成狸合戦ぽんぽこ
続いて、「平成狸合戦ぽんぽこ」です。狸たちの会議に加わり、議論しているような写真が撮れそうですね。
天空の城ラピュタ
そして、大好きな「天空の城ラピュタ」のコーナーです。まず、映画の最初の方、シータが天から降りてくるシーンが再現できます。パズーになりきって、シータを受け止めてあげてくださいね。
天空の城ラピュタはもう1シーンあります。攻撃されて倒れそうなロボット兵に抱えられているシータをドーラが操縦する飛行艇に乗ったパズーが助け出すシーンですね。パズーが伸ばす手は右手か左手かとか思い出しながら、またオリジナルのポーズを考えながら楽しく撮影できるといいですね。
崖の上のポニョ
続いては、「崖の上のポニョ」です。嵐の中を女の子の姿になったポニョが宗介に会いに行くシーンです。階段を上ってポニョの近くに行くことも出来ますし、魚たちの間に入ってポーズを取ることもできますよ。
ゲド戦記
ゲド戦記からは、ヒロインのテルーが主人公アレンに「来るな!ここから出ていけ。命を大切にしないやつなんか大っ嫌いだ!」と怒るシーンです。テルーの正面に立って、叱られている感じで撮影するといいかもしれませんね。
もののけ姫
次はもののけ姫です。こちらも名シーンですね。主人公のアシタカとサンがシシガミ様に首を返そうとするシーンです。
風立ちぬ
次は「風立ちぬ」です。宮崎駿監督がこの後、引退宣言をしたので、一応最後の作品になります。(が、引退を撤回して、現在「君たちはどう生きるか」を制作中とのことです)
これは、主人公の堀越二郎の夢の中のシーンです。ここに立っているのはイタリアの飛行機設計士のカプローニです。二郎になりきって、カプローニの視線の先にある飛行機に手を添えて撮影するといいかもしれませんね。
思い出のマーニー
最後にご紹介するのは、「思い出のマーニー」です。海辺に佇むマーニーがいるので、杏奈になりきって背中合わせに立ち、手をつないでみましょう。
他にもここでご紹介していないスポットもありますので、ぜひすべてのスポットで名場面の一部になりきって撮影してみてくださいね。
天空の庭
前回行ったときは、列に並ばず遠目からズーム撮影しかする時間がなかったので、今回は並んで近くから撮影しました。やっぱりいいですね。
にせの館長室
湯婆婆の執務室です。こちらも前回ちょっと離れたところからガラス越しにしか撮影できなかったので、改めて列に並んで撮影しました。
こちらを睨むかしら(緑の頭3つ)! 迫力ありますよね。
外には油屋ののぼりと湯バード(湯婆婆の顔をした鳥)やハクを追いかけた紙の鳥も観られますよ。
公開倉庫
ここは「なりきり名場面展」の隣にあって、三鷹の森ジブリ美術館の企画展示や、国内外の展覧会で展示した制作物・造形物を保管している倉庫の一部を見ることができます。
青春の丘
こちらは「青春の丘」にある「地球屋」です。「耳をすませば」に出てくる天沢聖司とおじいさんが住んでいる家ですね。
実は、この日はあいにくの雨だったので、別の日に外から撮った写真を使っています。
反対側から見て写真はこんな感じです。
地球屋の中は撮影不可なので、残念ですが中の写真はありません。ですが、かなり忠実に再現されてますので、「耳をすませば」が好きな人は必見ですよ。バロンの人形やからくり時計は絶対に見たいですよね。
からくり時計は、決まった時間(多分30分おきです)になると始まりますが、結構時計の前に人が集まりますので、時間前からいい場所を取って構えているといいと思います。
地下の工房もまさに今聖司がヴァイオリンを作っていたかのような状態で再現されています。木を削った削りかすなどもあるので、想像を巡らしてみてくださいね。
それと、青春の丘の敷地内に「猫の恩返し」に出てきた「猫の事務所」もあります。猫サイズの事務所を建物の基礎から木材を組んで仕上げるところまで、本物の建築物と同じように作ったとのことで、感心します。
待ち時間と注意点
最後に、待ち時間と注意点について書かせていただきますね。前回行ったときは、「ジブリの大倉庫エリア」単独のチケットで入場時間が決まっていたため、大倉庫に入るのにも待ち時間が結構ありました。今回は、「青春の丘」とセットのチケットなので、大倉庫には待ち時間なしで入れました。
もう少し詳しく説明すると、セットチケットの場合、青春の丘の入場時間のみ決まっていて、大倉庫に入る時間に決まりはありません。なので、大倉庫にはオープンと同時に入り、青春の丘は遅めの時間にしておくのがおすすめです。私も当初はその予定で、青春の丘は15:30のチケットを取ったのですが、午前中は外せない用事が出来てしまい、午後からになってしまいました。
なので、大急ぎで大倉庫を回り、15:30過ぎに青春の丘に入りました。青春の丘は、記載時間から30分までは猶予があります。15:30のチケットの場合は、15:30〜16:00までに入ればいいということですね。
本当は朝一から大倉庫に行って、なりきり名場面展から回り、カフェ「大陸横断飛行」で食事をし、オリヲン座のショートムビーも観て、「冒険旅行団」というショップでお土産もじっくり見たかったんですが・・・。
ジブリパークは素晴らしい施設ですが、チケットを取ると、キャンセルや日にち及び時間の変更は一切出来ず、全員揃わないと入れないとか再入場ができないなど、色々と不便なところもありますので、ご注意くださいね。