9月8日の日曜日に長久手の森プロジェクトの活動に参加してきました。今回が第3回目となります。
今回はモリコロパーク内の「あいちサトラボ」という場所で行いました。モリコロパークは何度もきているのですが、ここに来たのは初めてです。外観は昔の里山にあった農家のようなイメージでしょうか。
上の写真の左のほうを見てもらうと分かりますが、玉ねぎや唐辛子が干してありましたよ。
活動内容ですが、午前中は愛知工業大学の武田美恵先生を講師に迎えて、「里山の色を探す」というお話があり、その後にハンカチを染めるという実習を行いました。
実習では、モリコロパーク内に自生しているコナラ、アベマキ、フモトミズナラの木を使いました。
ちょっと分かりにくいですが、まずは色が染まりやすいようにハンカチを人体に無害な薬液に浸しておきます。
その後、それぞれの木の種類ごとに枝や葉を揉みこむ作業をしました。こうすることによって染まりやすくなるとのことです。
揉み込んだ枝葉や実、約1キロを鍋に入れて煮出していきます。
手前から、コナラ、アベマキ、フモトミズナラです。
その間に、薬液に浸しておいたハンカチを軽く洗います。
およそ50分ほどで煮出し終わりました。
この煮出している時間を使って、バーベキューをしました。と言っても、スタッフの方達が用意してくれたものを食べただけなんですが。大きな釜で炊いたご飯をはじめ、ベーコンとキャベツの炒め物、肉団子、さつま揚げ、枝豆、とうもろこしなど、焼肉はないものの種類も量も豊富で美味しかったです。レトルトですが、カレーもあり、お代わりして食べてしまいました。
食べている間に、ハンカチを煮出した汁に漬けておいたんですが、それを引き上げ、また洗いました。(鍋にハンカチを漬け込んでいる写真を撮ったつもりが無くてすみません)
洗ったら、さとらぼの前に張ったロープに干して乾かします。
乾かした後、日本の色の色見本と比較して調べたのですが、象牙色に似ているかなと思いました。(個人的感想です)本当は、こうした工程を何回も行うとより色が定着し、鮮やかになってくるようですが、今回は1回だったため、かなり淡い色でした。
3種類の木の煮出汁を混ぜたものにもハンカチを浸していたんですが、最後にこれをパーク内の木にロープを張った所に干して来ました。
ロープが繋がった先にある大きな木に、ツリーハウスを作る予定もあるそうで、作るのにも参加したいし、できるのが楽しみですね。
台風15号が近づいていたこの日は、雨の心配をしていたのですが、それはまったく問題なく、むしろ暑すぎて困りました。白状すると、駐車場からさとらぼに行くまで、10分程歩いただけで倒れそうでした。日頃から、日光に当たりながら、歩いたり運動もしないといけないなと思い知らされましたよ。
その暑い中、準備をしたり、色々と教えてくれるスタッフの皆様、いつも本当にありがとうございます。
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